2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中韓で進むネット配信への取り組み

Variety Asiaに、中国と韓国における映像コンテンツのネット配信への取り組みについての記事が出ていました。中国では、圧倒的な国内シェアを持つ検索エンジン百度(Baidu)がUiTVという国内最大のインターネットTVのプラットフォームの株式8.3%と1500万ドルを…

日テレが特別ドラマをネット配信

日本テレビが11月に放送する短編ドラマシリーズ「the 波乗りレストラン」を放送翌日にネット配信するというニュースが日経新聞のサイトに出ていました。サザン・オールスターズの曲をテーマにした10分程度の作品を33本放送し、出演者もサザンが所属する…

ハリウッド映画とオンライン・マーケティング

ハリウッドの業界団体MPAA(Motion Picture of Association of America)が、アメリカの映画業界の各種統計データをまとめた「Entertainment Industry Market Statistics 2007」(PDF)という資料を出しています。その中で、ネットを使った映画のマーケティング…

英米のオンラインビデオサイト・ランキング

ウェブサイトのトラフィックなどを測定する調査会社comScoreのプレスリリース・ページにはいろいろと面白いデータが載っています。その中で、アメリカとイギリスのオンラインビデオサイトの人気を比較できそうなものがあったので紹介します。動画コンテンツ…

WIREDに載ったHuluの記事

このところHulu関連のエントリーが続いていますが、最近WIREDのウェブサイトに掲載されたHulu関連の記事がとても興味深いので紹介します。「Free, Legal and Online: Why Hulu Is the New Way to Watch TV」と題されたこの記事は、最初にその事業計画が発表…

デジタル時代のコンテンツ配信は「呼び寄せ」型から「追いかけ」型へ

前回のエントリーでは、Huluのポジショニング戦略を紹介しました。テレビ番組や映画などのプレミアム映像コンテンツを扱うオンライン配信事業者は、新しいテクノロジーを権利ビジネスという旧来の仕組みと上手に結びつけられるかどうかが成否を分ける要因と…

Hulu成功のポイントは「近過ぎず、遠過ぎず」

今年3月に本格的なサービスを開始したHuluは、それから半年もしないうちに月間のストリーム提供数が1億回を越えるなど、これまでのところ非常に順調な成長を続けています。英米や日本でプレミアム動画*1の無料オンライン配信を手がける他の会社と比較すると…

着々と国際化の準備を進めるHulu

日本から普通にHuluにアクセスして動画を見ようとすると、こんな画面が表示され、アメリカ国外からは利用できませんというメッセージが出ます。でも、著作権をクリアしたテレビ番組などを合法的に無料で提供するオンライン配信プラットフォームとしてHuluが…

The Non-Google World

Financial Timesに、「The Non-Google World」という記事が出ていました。日本もそうですがロシア、中国、韓国など、GoogleがNo.1のシェアを持っていない国々もあるんだよ、という記事です。記事はまあ「へぇー」というぐらいのものだったのですが、地図上を…

サラ・ペイリンとオンラインビデオ

アメリカ大統領選でいま最もホットな人は、オバマでもマケインでもなくサラ・ペイリンでしょう。共和党の副大統領候補に指名されて以来、彼女はメディアからも視聴者からも大きな注目を集めています。例えば、ABCがアメリカの主要TVネットワークの中で初めて…

日本のテレビ局が提供するオンラインの番組情報

昨日のエントリーを書いた後、じゃあ日本のテレビ局はどんな形で番組情報(メタデータ)をネット上で提供しているのかということがもう少し詳しく知りたくなってきました。番組自体のオンライン配信に関してはいろいろな「制約」があって日本はアメリカやイ…

BBCが目指す番組情報のワンストップ・プラットフォーム

BBCは、自社の全ての番組の情報を網羅するBBC Programmesというページの開発を進めています(現在はベータ版として公開されています)、ここは非常にすっきりとして見やすいサイトの中に、驚くほど充実した番組関連情報(メタデータ)が詰め込まれています。…

BBCの五輪オンライン配信総括

北京五輪が終わって間もなくひと月になりますが、BBCの公式ブログに五輪のオンライン配信に関する統計的なデータを発表するエントリーが載りました。主なデータは以下のとおりです。○オリンピック中、総計でおよそ5000万回のストリーミング映像を流した (1…

スポーツもネットで見る時代に

アメリカの主要TVネットワークが、プロスポーツのオンライン配信に向けて動き出したという話題がSilicon Alley Insiderに出ていました。一部、記事から訳して引用します。 少し前まで、ネットワーク局はスポーツをウェブに流すことにとても懐疑的だった。彼…

Comcastとネットワークの中立性

最近、アメリカでNetwork Neutrality(ネットワークの中立性)に関する議論が盛んに行われていますが、その最新の動きをわかりやすくまとめた日本語のリポートを見つけました。情報通信総研のサイトにある、「米国でブロードバンドの定額無制限利用を見直す動…

日本の映像オンライン配信ビジネス

このブログでは、留学中に見つけた情報源などを使ってアメリカやイギリスにおけるネット配信事業の動向を追っています。でも、帰国してからは「じゃあ日本の状況はどうなってるんだ」ということが気になってきました。日本ではあまりこういう分野の成長見込…

NBCの番組が再びiTunesに

昨年来iTunesでの番組販売を取りやめていたNBC Universalが、再びiTunesにコンテンツを提供することになったそうです(CNET Japanの記事)。すべての番組を同じ価格(1エピソードにつき1.99ドル)で販売させるというAppleと番組によって価格を変動させること…

BBC.comの広告募集サイト

この数年間、イギリスでは「BBCの海外向けウェブサイトに広告を載せるかどうか」という議論が続いていました。BBCの立場からすると、アクセスの半分以上は海外から来るのにイギリス国内の視聴者から得られる受信料でサービスの経費を賄うのはおかしいという…

アメリカ新聞業界の危機

普段はテレビや映画など映像分野の話題を取り上げているのですが、先週のTech Crunchに出ていたアメリカの新聞業界に関する記事が気になったので、それを紹介します。この記事は、アメリカの新聞業界の広告収入が危機的状況に陥りつつあることを2つの側面か…

「イノベーションのジレンマ」をもとに地上波TVとインターネットTVを考える-2

それでは、テレビ番組の各種オンライン配信(合法的・非合法的なものをともに含む)について、それぞれが持続的技術と破壊的技術の観点からどのあたりに位置づけられるのかを考えて見ましょう。大まかに、次のようなグラフが描けるかと思います。破壊的技術 ↑…

「イノベーションのジレンマ」をもとに地上波TVとインターネットTVを考える-1

遅まきながら、「イノベーションのジレンマ」という本を読みました。著者のクレイトン・クリステンセンはハーバード大ビジネススクールの教授で、10年ほど前に出版されたこの本で一躍有名になった人です。読んでいるうちに、この考え方をもとにして地上波…

BSデジタルはショッピングチャンネル?

昨日の読売新聞夕刊に、「キー局系BS5局が黒字」という記事が出ていました。BS日テレ、BS朝日、BS−i(TBS系)、BSフジ、BSジャパン(テレ東系)の5局が、2007年度決算でいずれも単年度黒字になったというニュースです。冬季純利益は4〜6億円程度。全局…

Hulu 対 Youtube

先日、プロが制作したテレビ番組や映画を流しているHuluはユーザーの投稿ビデオが中心のYoutubeよりもずっと収益性が高いというエントリーを書きましたが、数日前のTechcrunchに同様の趣旨の記事が出ていました。僕がそう書いたのは、YoutubeはHuluの50倍近…

イギリスのオンラインVODの評判

映像のオンライン配信というとどうしてもアメリカの事例が中心になりますが、イギリスでのインターネットTVに関する調査が「Think Box」というマーケティング会社のウェブサイトに載っていました。イギリスの地上波テレビは、BBCに加えてITV(民放の雄)、Cha…

Googleのクローム

GoogleがChrome(クローム)という独自のブラウザを立ち上げるということが話題になっていますね(CNETの記事)。どういうものが出てくるのかにも興味がありますが、Googleがそれを作るに至った背景や開発の裏話などをマンガにしてGoogle Book Searchに載せて…