その他

iPadは働き方の「プチノマド化」をもたらすか

週末からいろいろなiPadのレビューや使った感想などを読んできました。自分で触った訳ではないのであくまで二次情報をもとにした印象ですが、こんなことを感じました。確かにiPadは電子書籍リーダーでありスクリーンの大きな動画再生機でありゲーム機でもあ…

iPadと話し言葉の音声コンテンツ

いよいよアメリカではiPadが発売されます。どんな感想や反響を呼ぶのか気になりますが、すごく地味なところで個人的に関心を持っていることがあります。iPadの登場により、iTunesやiPod,iPhoneなどがこれまで育ててきた「話し言葉の音声コンテンツ」とでも言…

「深さ」と「スピード」

「アテンション・エコノミー」という言葉もあるように、流通する情報の量が飛躍的に増すにつれて人々の関心が希少な「資源」になってきているということをこの数年よく耳にします。そんなに目新しい話ではないのですが、最近読んだThe Globe and Mailの記事…

売りに出されるBusiness Week

Business Weekの親会社McGraw-Hillが、この雑誌の売却先を探しているそうです。Ficancial TimesやSilicon Alley Insiderなどは、なんと売値は「1ドル」ということもあり得るのではないかと報じています。この雑誌の今の赤字状況や短期間に収益力を向上させ…

以前取り上げた話題の「その後」

「こんな面白いことが起きてるんだ」と思ってここで紹介したサービスや取り組みでも、忙しかったり他のことに気を取られたりで、その後の動きが十分にカバーできていないことがままあります。今回は、以前に書いたエントリーの中からそんなものをいくつか取…

追悼の場として、「オンライン資産」管理の場としてのネットの可能性

先日、「亡くなった忌野清志郎さんを悼むファンの声がYoutube上の彼のクリップに続々と寄せられている」という話を書いてから(こちら)、人の死に対する哀悼の気持ちを表し、交換し、慰めを得る場としてのネットの可能性というものを少し考えるようになりま…

追悼 忌野清志郎

今晩はずっと、亡くなった忌野清志郎さんのことを考えていました。曲を聴いたり、昨日の告別式についての記事を読んだり、テレビの追悼番組を見たり、ネットでいろんな情報を検索したりしながら。清志郎の死は各方面で反響を呼んでいるようですが、僕も彼の…

シリコンバレーのリクルーターは「炭鉱のカナリア」である

ベンチャーから大企業までデジタル関連ビジネスの最前線を行く企業が立ち並ぶシリコンバレーでも、不況の嵐が吹き荒れています。アメリカのIT企業やメディア企業はものすごい勢いで人員削減を進めていますが(例えばTech Crunchの記事やPaid Contentを参照)…

子ども用コンテンツのネット配信

動画のネット配信を行う際にコンテンツの品質が重要なのは言うまでもありません。それは通常「プロが制作したものかユーザー作成コンテンツか」や「トップクラスのコンテンツを確保できるか1.5〜2級の作品に留まってしまうか」といった軸で語られることが多…

Googleのクローム

GoogleがChrome(クローム)という独自のブラウザを立ち上げるということが話題になっていますね(CNETの記事)。どういうものが出てくるのかにも興味がありますが、Googleがそれを作るに至った背景や開発の裏話などをマンガにしてGoogle Book Searchに載せて…

効果的なウェブ上のプロモーションとは

今回はいつもとは少し路線の違う話題ですが、最近ウェブを使った映画のユニークな宣伝手法のことを教えてもらったので、それを紹介したいと思います。新製品やサービスのプロモーションを行う際にウェブ広告を使うのはもう常識になっています。でも、「Jumpe…

デジタル技術とコンテンツ製作

ソニー・ピクチャーの子会社でCGや映像効果を専門に行うImage Worksという会社を訪れてオペレーション担当のVice Presidentに話を聞く機会がありました。ここは、「スパイダーマン」「スーパーマン」「スチュアート・リトル」「ベオウルフ」などの映画で特…