2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Ad Ageに、Huluによる広告実験についての記事が載っていました。Huluは、番組の冒頭に加えて本編の途中に数回30秒のスポットを流すというのを広告の基本パターンとしています。でも一部のコンテンツでは、この基本パターンの他に「2分程度の長尺CMを冒頭に…
僕が昨日紹介したIBMの調査結果に特別の注目を払っているのは、それがこれまでIBMグループのコンサルティング部門であるIBM Global Business Servicesによって出版されてきたメディア・エンターテインメント業界に関する一連のリポートの後に続くものだった…
つい最近、IBMがデジタル・メディアについての面白い調査結果を発表しました。Hollywood ReporterやMediaPostなどでも紹介されていることから、アメリカのメディア・エンターテインメント業界で一定の注目を集めていると言えそうです。IBMの英文プレス・リリ…
最近のHollywood Reporterの記事に、NBC Universal Internationalの社長Pete Smithがロンドンで行われたカンファレンスで話した内容が紹介されていました。それによると、Huluの国際版立ち上げを計画している国はドイツ、イギリス、フランス、そして日本だそ…
いつも読んでいるOnline Spinというブログに、アメリカの動画ネット配信についての興味深い考察が出ていたので紹介します。「Advertisers will not lead online video advertising - They follow」という題名のエントリーです。著者のCory Treffilettiは、Hu…
Financial Timesに、HuluとYoutubeの広告売上を予測する記事が載りました。調査をしたのはArash AmelというScreen Digestのアナリストです。そこでは、Youtubeは今年1億ドル、Huluは7000万ドル程度の広告収入を得ると予測されています。それが、来年には両…
日経新聞に、日本テレビと電通、吉本がアメリカで番組の無料ネット配信を行うという記事が出ていました。日テレのウェブサイトには、もう少し具体的な内容の書かれたプレス・リリースが掲載されています。それによると、Joostのサイト内に「JAPANESE HUMOR …
1週間ほど前に「今回のアメリカ大統領選は『ソーシャル・メディア選挙』だった」という記事を書きましたが、選挙後もオバマのソーシャル・メディア戦略は続いています。「チェンジ」を合言葉に選挙戦を戦い抜いた彼が政権移行に向けて立ち上げたサイトは、…
昨日書いたように、BBCから鳴り物入りで移籍してきたCEOのAshley Highfieldが半年も経たないうちに退任してしまったイギリスのオンライン映像配信プラットフォームKangaroo(現在立ち上げ準備中)ですが、先月HighfieldがフランスのMIPCOMに出席した際に(当…
つい先日のPaid Content UKに、Ashley HighfieldがProject Kangaroo*1からマイクロソフトに移籍するという記事が出ていました。え?Highfieldの今の役職は、Project KangarooのCEOです。しかも、今年の夏に就任したばかり。その前は、BBCのデジタル戦略を統…
アメリカの大統領選は、オバマの圧勝という結果に終わりました。メディア・IT関連のニュースサイトなどにも大統領選を総括する記事などが出ているのですが、インターネットが選挙戦に与えた影響の大きさを指摘するものが多くあります。このブログでも以前、…
1週間ほど前のHollywood Reporterにちょっと気になる記事が出ていました。「Digital-delivery standard in sight」と題された記事で、ハリウッドのスタジオたちの間で映像コンテンツのデジタル・ファイルを配信する際のスタンダードとなる規格を策定するた…
前回のエントリーでは世界的な景気低迷が映像コンテンツの無料ネット配信ビジネスに与える影響について書きましたが、経済の悪化とオンライン・ビデオのビジネスの関係を考える上ではもう一つ別の視点があります。それは、「無料配信と有料配信の力関係はど…
僕は英米のニュースメディアやブログなどを主な情報源にして映像のネット配信の発展をウォッチしているのですが、リーマン・ブラザーズの破たんをきっかけに金融危機や株安・ドル安などが一気に広まる中、アメリカではオンライン・ビジネスの今後の見通しに…