シェアで強みを発揮するFacebook

Silicon Alley Insiderに、「CHART OF THE DAY: How People Share Content On The Web」という面白い記事が出ていました(こちら)。AddToAnyというウィジェットなどを制作する会社が発表したデータをもとに、人々がネット上でコンテンツやサイトなどへのリンク先を共有する際にどのサービスを使うかをまとめたものです。

トップ10はこのようになっています(上の記事を見ていただくと、わかりやすいグラフでご覧になれます)。
1.Facebook 24.0%
2.Email 11.1%
3.Twitter 10.8%
4.Yahoo Bookmarks 5.5%
5.Myspace 5.0%
6.Windows Live 4.7%
7.Delicious 4.5%
8.Digg 4.4%
9.Google Bookmarks 4.0%
10. Yahoo Buzz 3.9%

記事中にもありましたが、ネット上でコンテンツなどを共有する際にFacebookを使う人がメールを使う人の倍以上いたという結果には驚きました。調査方法や調査時期などは書かれていなかったので、どれ程信用してよさそうなデータなのかはすぐには判断できません。でも、僕のアメリカ人の知人でもメールは使わずにメッセージのやり取りは全てFacebook上で行うという人がいるところを見ると、特に若い人たちの間では実際にこれに近い形で情報の共有が行われているのかもしれないと感じます。

だとすると、情報共有の場としてFacebookにこれだけの差をつけられているMyspaceが厳しい状況に置かれているのもわかる気がします。また、恐らくは最近急速にシェアを伸ばしているであろうTwitterが、今後FacebookやEmailと比べてどのような使われ方をされていくようになるのだろうという点が非常に気になってきます。こういう調査は、半年に一度とか、ぜひ定期的に公表してもらいたいものです。